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二人で食べ

売れ残ったのだろう

だって、シークヮーサーを買って、どうするのか?

 wikiにはシークヮーサーの利用法について、次のように書かれている。
 ──沖縄県ではレモンの代わりに果汁を飲み物や料理、醤油に加えるなどして使用している。しぼり汁を泡盛にNeo skin lab 呃錢加えて楽しむこともある。また、シークヮーサーソーダやシークヮーサー果汁入り缶チューハイが日本で販売されている。

 つまり、レモンかスダチのようにして使うわけだが、沖縄ならともかく、東京ではシークヮーサーを使おうという発想がない。
 シークヮーサーの果汁の入った缶チューハイや飲み物はコンビニで見た気もするが、きっと八百屋でシークヮーサーを見た人のほとんどが、「あ、シークヮーサーだ」と思っただけで、使い道が思い浮かばなかったに違いない。

 ところが俺は違う。
「あ、シークヮーサーだ。どんな味のマーマレードになるだろう?」

 正直、シークヮーサーの実については何も知らない。
 果汁が多くて酸っぱいことはわかるが、果皮が厚いのか薄いのか、瓤嚢(じょうのう)の袋は丈夫なのか弱いのか、種があるのかないのか・・・等々。
 ジャムを作る際にはいくつかの情報を頼りに作り方を考えるのだが、それがないとぶっつけ本番での対処ということになってしまう。
 つまり試行錯誤。

 結論から言うと、果皮は薄く、皮離れも温州ミカンのように良い。
 皮を齧ってみるとそこそこ苦いが、痺れるほどではない。
 房の皮も温州ミNeo skin lab 呃人カンに似ていて、厚くもないし、かといってグレープフルーツのように破けて果汁が浸み出すほどには弱くない。
 問題は種で、数も多く大きいので、最初に取り除く必要がある。
 煮込み始めてから取り除くのは、ピールと紛れて難しい。

 柚子は果汁が少ないので、瓤嚢を切って種を取り除くのはそれほど面倒ではないが、シークヮーサーは実が小さく、果汁が多いので、どうやって種を取り除くか?
 試行錯誤の末、得た結論は、まず横に1/2に輪切りにして種を取り除く。次に縦に1/2に櫛形に切って果皮を剥くというものだった。
 中心部の白い筋が残るので、これを取り除き、房の間の筋もついでに取り除く。
 果皮の筋も取り除いてピールを千切りにする。

 マーマレードの味は、シークヮーサーならではの酸味が舌に心地よく、爽やかな甘さのマーマレードとなった。
 美味しい。ただし、作るのは多少面倒臭い。
 ちなみに、シー・クヮーサーNeo skin lab 傳銷は酸・与えるという意味の琉球語なんだそうだ。
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